清川あさみ「美女採集」

 清川あさみ「美女採集」。落合陽一個展にいく途中に通りがかったので。
 清川あさみってデッサンが描けないんじゃないだろうか。境界にのみ刺繍を施すと、境界のみが盛り上がり、主題の立体感とは全く異なる立体感が創られていくわけだけど、それを意識的に行っているのか、よくわからない。
 旦那はアレに何も口出ししないのか?
www.tokyoartbeat.com
www.adastria-bijosaishu.com

選挙

 想田和弘監督、選挙。
www.uplink.co.jp

選挙 [DVD]

選挙 [DVD]

 想田監督の同級生であるwikipedia:山内和彦川崎市議会議員補欠選挙に出馬、しかも自民党公認でということで急遽撮影したという、観察映画第1弾。撮れてしまったものがなかなか面白いのだけど、居間や部室で家族やサークル仲間とツッコミながら観るのが楽しい作品と思った。適宜ググりながら。なんせ、21世紀に入っても選挙というのはこういうものなのかという現実が非常に勉強になる。日本の民主主義の一側面が鮮やかに描かれる。
 そして、撮れてしまったもの、この映画にまつわって語られてしまったもの、に対するリアクションの一部は選挙2で観られる。
 選挙2も併せて観たけど、こちらは画面がひたすらに弛緩していて観ていてもそんなに面白くない。早田さんと、立候補者が複数回揉めるところ以外はだるだる。それは被写体の中心である山内和彦が達観してしまっていて、最初の頃とは違ってしまっているところが大きい。

一部答え合わせ
webronza.asahi.com

10年後の選挙戦の一面
news.mynavi.jp

須田悦弘 ミテクレマチス

 ヴァンジ彫刻庭園美術館にて須田悦弘のミテクレマチス。タイトル滑っているけど。
www.clematis-no-oka.co.jp
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 美しく、そして、天然の草花ではないので、美しさの耐久性が高く、長く維持される。

伊勢現代美術館(吉川正道・千香子 展、大平實・杢田たけを 展、大塚功季 展)

 記念すべき15周年の当日だったみたいだが、全然大っぴらにしないから気づきませんでした。
 大塚功季の色とりどりの毛糸によるテーパーと、黒黄縄による焔を思わせる造形(火焔式土器を思わせる)も気になったが、1F展示室入ったすぐそこに展示されていた吉川正道の作品が最も印象に残った。
 (常滑の?)釉薬がかかった30cm大の手作り球体の焼き物に、右手の痕が一つ。一度窯で溶融して、滑らかに仕上がった表面に、誘導するような右手の痕。手をのせて肌感を試してみたかった。(もちろん触るのは禁止のはず。おみやげコーナーに同じような色の焼き物があるので、それを触りましょう)
www.ise-muse.com

Mediapad M3 disassembly 解体2

 誰も先人が現れないので、結局自分で人柱。
creep.hatenadiary.jp
 結論としては、割れたところからひたすら全周分両面テープを剥がせばよい。ディスプレイのコネクタが2つあるので、それだけは注意。つまり割れたけども筐体側とデジタイザ側にピンセットを突っ込める隙間のない場合は、さらに割って隙間をつくる必要がある。
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 両面テープ全周剥がしたのちに、適当に裏っ返して、
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+の小ねじを2本外し、
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ガードになっている金属板を外し、
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コネクタを外し、
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解体終了。
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ebayでFor Mediapad M3のデジタイザを購入。
あとは↓これ購入

おそらく1mm幅で十分なんだが、安いので2mm幅。
 お届き次第交換で復活かな。

蓮沼執太: ~ ing

 銀座は資生堂ギャラリーで「蓮沼執太: ~ ing」。
 既視感はあるものの、音圧で植物を揺らすインスタレーションに、落合陽一的な“触れる光”とかそういう問題意識を感じた。
www.shutahasunuma.com
http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/
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川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへ。
 わざわざ行く意味は、原画を見ることにあると思うのだけど、複製原画がもはやよくできていて、原画の意味とはなんだろうと、そういう迷路に足を踏み入れた感がありました。
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川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

山口晃「すゞしろ日記」

 山口晃のすゞしろ日記についての展示。NADiff a/p/a/r/tにて。
 ちょくちょくメディア露出があるから思い出すのだけど、山口晃って極めて雄弁。画だけでなく、言葉も雄弁。それが漫画にもよく表れている。
 そもそもが、明治とか大正昭和の文豪の遊学日記や旅行記みたいなもののパロディの体を取っているわけだけど、今の大学生にどれくらい通用しているのかが気になる。(まあ、別に私も遊学日記とか旅行記をリアルタイムで読んでいるわけじゃないけど)
 山口晃って東大の東京大学出版会のPR誌UP(University Press)に漫画日記描いていたのね。
www.nadiff.com