マンガ

インベスターZ

三田紀房のインベスターZが安売りしていたので。まあ、勝たなければいけない“インベスター”なので、負けないための投資をしている私とは全く投資方針が合わないんですが。 保険は後田さん絡んでいるかなと思ったら、やはり後書き部に登場しましたね。インベ…

響~小説家になる方法~

柳本光晴の響~小説家になる方法~。1巻だけですが、興味深く読みました。 一方で(少なくとも1巻では)題材が小説および小説家である必要性が皆無と感じました。創作系の圧倒的な才能を持つ発達障害を持つ少女であれば、漫画でも作曲でも何でもよかったのでは…

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

永田カビのさびしすぎてレズ風俗に行きましたレポkindleにて。 世界と自分との関係性や距離がつかめなくなった作者が、その解放の象徴としてレズ風俗に行ったというルポ。という体だが、実際はその前段階たる自分や家族との関係性を分析して言語化・図示した…

とある結婚

熊鹿るりのとある結婚。 ここまで深く考えてしまったら、結婚なんてできないよね。結婚ってなんなんだろう。まだよくわからないよ。とある結婚作者: 熊鹿るり出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2016/04/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見…

先生の白い嘘

鳥飼茜の先生の白い嘘は、なぜこんなに不快なのか。レイプものだからなのか?餌食となる女たちが早藤の思うがままに振る舞ってしまうためなのか?暴力性をあるがままに描き沈黙による肯定をしているように見えてしまうからか?先生の白い嘘(6) (モーニング K…

地獄のガールフレンド

鳥飼茜の地獄のガールフレンド。Kindleにて。 女性性を避けずに扱っているし、女性の弱さこそが強さ的なしたたかさも隠すことなく描かれる。先生の白い嘘がいたたまれないので、こっちの方がずっとこころ暖まるわ。 東京タラレバ娘とかこれとか、女性作家の…

水色の部屋

ゴトウユキコの水色の部屋。不埒な気持ちで読み始めると大変なことになるよ。 若干ながら不埒な気持ちで読み始めたのだけど、冒頭から「そう来るか!?」な巧みさで、おそらく下巻の最終ページまで瞬きの回数減って食い入るように読み切ってしまった。 そし…

岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ

岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ@世田谷文学館。これもなかなか良かった。 岡崎京子デビュー前の極めてプライベートな領域の品(卒業文集とか)から、原画や、当時の雑誌に連載していた文章とその時代背景から、思ったよりも濃いめに展示が山盛りの催しで…

ブルーハイジ

いかにもペンタブで書きましたなブルーハイジ(1) (モーニング KC)作者: ヤマダ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/23メディア: コミックこの商品を含むブログを見る

人間仮免中

卯月妙子の人間仮免中。これはすごい。人間仮免中作者: 卯月妙子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2012/05/18メディア: コミック購入: 18人 クリック: 430回この商品を含むブログ (90件) を見る

ディメンションW

おうちに置いてあったので。 xyzに次ぐw軸の発見と、そこから取り出せる/閉じ込められるエネルギー、およびそのエネルギーの変換装置である“コイル”を巡るSF。自然科学をある程度修めた身分からすると、ツッコまざるを得ない設定がちょろちょろあるのだけど…

山賊ダイアリー

読んだのはKindle版だけど。 画が上手いわけではないし、これはやっぱり話がおもしろいのだろう。さくさくさくさく4巻読んでしまった。 作者が狩猟免許を取って、岡山で狩猟に遊ぶエッセイ。成長譚ではないし、ドラマが詰まっているわけでもなく、淡々と鳥や…

イノサン

供給されたので読みました。線が細く、多く、おそろしく鬱々とした、湿度と粘度の高い漫画でした。 死刑執行人の家に生まれ育つという原罪を抱え、幼少よりの家庭教師だった神父から教わった道徳との間で引き裂かれつつ、運命に流されていく様が描かれる。近…

羊の木

羊の木3巻4巻と読み進めたのだけど、不穏さが徐々に形を持って蠢いていく様が、恐ろしい。その進み方がゆっくりであるがゆえに逃げられないような怖さ。穴に落とされて上から水を注がれてじわじわ水位が上がってきているような。羊の木(3) (イブニングKC)作…

うつつのほとり

草間さかえのうつつのほとり。4年にわたって季刊誌(?)に描かれたものをまとめたもの。漆原友紀の作品を思い出すような、夢うつつの合間を描いたような。 とある理由で田舎の里に越してきた「敬坊ちゃん」と、寺男で天狗や狐などと呼ばれている「弥七」との…

よっけ家族

宇仁田ゆみのよっけ家族。田舎あるある? (一応駿太郎が主人公のようなので)転勤と共に、三重県某所の妻の実家に夫婦で移り住み、義理の祖母、義父母、義兄の家族との10人家族の生活を淡々と描く。 1巻しか読んでないのでアレですが、まあ別にって感じ。駿太…

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。

週刊のビックコミックスピリッツの中で宣伝されていたなあくらいに、頭の片隅に引っかかるくらいの漫画だったんですが、供給されたので読んでみました。 やわらかスピリッツ発、というところからも想像がつくような温度のエッセイ漫画。(ほぼ)自腹で、パリか…

アノネ、

今日マチ子のアノネ、。ちょっと私には寓話性が強すぎたかな。 アンネ・フランクとアドルフ・ヒトラーと、彼らを抽出して、登場人物として再構成して、フィクションの中に生きさせてみた(作者言うところの「遊ばせてみた」)作品。 アノネ、(上)作者: 今日マ…

凍りの掌

おざわゆきの凍りの掌。17歳にして戦争にとられ、そのままシベリア抑留された、その様を書いたもの。作者が父の経験を聞き出して、かたちにしたもの。 戦争って、マクロ視点としてもちろん国家と国家が戦うわけだけど、ミクロに観ていけばもちろん人間が戦い…

うみべの女の子

浅野いにおのうみべの女の子を読んだ。磯部はどうなったんだろうなぁ。 うみべの女の子 1 (F×COMICS)作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/03/17メディア: コミック購入: 8人 クリック: 351回この商品を含むブログ (65件) を見る うみべの…

羊の木

羊の木を買ってみた。ひたすらに不穏。市長の娘が絡んでくるところが、やっぱりねと思わせるのだけど、法務省のおっさん以外、閉じた空間の閉じた人間関係のみが描かれるところが、また不穏。 羊の木(1) (イブニングKC)作者: いがらしみきお,山上たつひこ出…

ゼッタイドンカン

宇仁田ゆみのゼッタイドンカン。1話と1話の間の展開早すぎませんか?1ページめくったら大学生になっていたり、社会人になっていたり、結婚していたり、飛躍がすごい。 登場人物が少なくて、しかも、どうでもいい人間が出てこないというのは、世界が閉じている…

アゲイン!!

久保ミツロウのアゲイン!!。大寺さんが自己言及的でおもしろいと言っていたので読んでみた。 アゲイン!!(1) (KCデラックス)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/16メディア: コミック購入: 3人 クリック: 120回この商品を含むブログ (…

宮本から君へ

新井英樹の宮本から君へ。えらく熱い。画が熱い。ストーリーも熱い。セリフもいちいち熱い。 花沢健吾が絶賛するのはそりゃそうだわなと思える。

3月のライオン

はたして世の中こんなにいい人ばかりだろうか?? まんがとして読んでいる分にはおもしろいし心動かされるけど、この世界に多少違和感あるかな。 3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/02/22メディア…

モテキ

どっかで薦められていたので読んでみた。 最近とみに女性作家の青年マンガが立ってきていると思う。 モテキ (1) (イブニングKC)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 33人 クリック: 1,067回この商品を含む…

マニマニ

読まされました。登場人物がみんなしてきゃっきゃきゃっきゃしている。 この人のネーミングセンスって(うさぎドロップの)数人をのぞいてヤンキーみたいなんだが、そんな人?それとも私が女向けコミックスに造形なさ過ぎ? マニマニ (Feelコミックス)作者: 宇…

うさぎドロップ

新刊が出たので順当に読んでみました。みんな前向きだなあ。うらやましいぜこのやろう。46pがツボだとおっしゃる方が身近にいらっしゃいます。 うさぎドロップ 7 (Feelコミックス)作者: 宇仁田ゆみ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2010/02/08メディア: コミ…

いるのにいない日曜日

三好銀のこっちも買ってみた。こちらの方がずいぶんシュールさは和らいでいるが、それでもだいぶシュール。世界、自分の外側って自分とは別の動きをしていて、予測ができなかったりするけど、三好銀のマンガって自分の外側の感じがします。 いるのにいない日…

海辺へ行く道 夏

三好銀のマンガが某所で薦められていたので読んでみた。登場人物の顔の見分けがつかない。空間がゆがんでいる気がする。頭が疲れるマンガでした。ファインよりのマンガでした。 海辺へ行く道 夏 (BEAM COMIX)作者: 三好銀出版社/メーカー: エンターブレイン…

うさぎドロップ

とてもおもしろかったので、続編も出てる分読んじゃいました。 うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)作者: 宇仁田ゆみ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/01/22メディア: コミック購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (145件) を見る うさぎド…

うさぎドロップ

子育てマンガ。 うさぎドロップ (1) (FC (380))作者: 宇仁田ゆみ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/05/19メディア: コミック購入: 13人 クリック: 490回この商品を含むブログ (354件) を見る うさぎドロップ (2) (Feelコミックス)作者: 宇仁田ゆみ出版社/…

星守る犬

村上たかしの星守る犬。いぬ飼ったことなくても泣けました。 この本のあとがきを一部抜粋。 作中の「お父さん」は、 ・・・(中略)・・・ ちょっと不器用だけど、普通に真面目なタイプ。 ただ、ほんの少し、家族や社会の変化に対応することを面倒くさがったり、 自…

納得した。フェニミズムの単純な反転だとは全く気づかなかった。 id:font-da:20090817:1250525025

海獣の子供

3巻目。まだまだ世界が広がっていく途中なので、消化不良感が募る。 海獣の子供 3 (IKKI COMIX)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/30メディア: コミック購入: 5人 クリック: 272回この商品を含むブログ (103件) を見る

雨無村役場産業課兼観光係

まったりなのだけど、切実。実家のある田舎という閉じた環境で20代が生活するということが描かれる。自分の可能性の限界も知ったところでどう生きるかという答えのない問題。 雨無村役場産業課兼観光係 1 (フラワーコミックス)作者: 岩本ナオ出版社/メーカー…

海獣の子供

五十嵐大介の海獣の子供。不思議な世界が立ち上がり始めたってところでしょうか。今後の展開に期待。 海獣の子供 1 (IKKI COMIX)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/07/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 122回この商品を含むブロ…

世界の終わりと夜明け前

なける。 閉塞した世界とそれでももがく登場人物が泣ける。 世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/10メディア: コミック購入: 10人 クリック: 86回この商品を含むブログ (219件) を見る

素晴らしい世界

浅野いにおの素晴らしい世界。 浅野いにおの漫画を新しいものから遡ってきてわかるのは、彼が本当に言いたい芯の部分ってのはずっと変わってなくて、それは間違ってないんじゃないかなってこと。 素晴らしい世界 (1) (サンデーGXコミックス)作者: 浅野いにお…

ひとりずもう

さくらももこのひとりずもう。スピリッツに連載されてた頃から、絶妙にツボをついてこられて、久々に読み直してみたのだけど、やっぱり、たまらなかった。 こういうのってどうしても勝者の歴史になってしまいがちなのだけど、それを注意深く避けている個人的…

おやすみプンプン

ふしぎ。 おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)作者: 浅野いにお出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/08/03メディア: コミック購入: 4人 クリック: 292回この商品を含むブログ (377件) を見る おやすみプンプン 2 (ヤングサンデーコミックス)作者…

ソラニン

浅野いにおのソラニン。驚くほど青臭いのだけど、日常を必死に生きるしかないのだということです。誰も悪くないし、みんなすばらしいし、いとおしいと、そういうことです。自分が何者かであるか否かなんてのはどうでもいいことだとそういうことでしょ? ソラ…

虹ヶ原 ホログラフの続き

なんせ入り組んででわかりにくいので、モスバーガーで再読。初見よりちょっとわかったかも。でもわかりにくいけどね。 登場人物たちはレイプ犯だったり、見て見ぬ振り君だったり、警察官に収まってるけど小5でブロックでぶん殴った同級生を井戸に落としてい…

虹ヶ原 ホログラフ

浅野いにおの虹ヶ原 ホログラフ。重い。 描かれる世界がとても限定されていて、舞台からして閉塞感があるんだけど、登場人物も数は多いんだけど、過去と現在2つの時間の中で同じ人物が登場してくるし、全員小学校から関係性が書けてしまうような(誰々の兄と…

伝染るんです。

今さら読んでみた。自分で好き好んで読んでるくせに、ため息とやれやれ感に支配される不思議な、そして腹立たしい本。 伝染(うつ)るんです。 (1) (スピリッツゴーゴーコミックス)作者: 吉田戦車出版社/メーカー: 小学館発売日: 1990/10メディア: 単行本購入:…

MASTERキートン

最初の方はキートンのキャラ的な魅力と知識欲を満たすような考古学・史学的なデータや神話とかが物語の駆動力で、少年漫画的な面白さなんだけど、2桁巻になってくるとネタ切れなのかお涙ちょうだいなお話になるのが冷めた目で見て面白い。いや面白いんだけど…