美術館

中谷ミチコ特別展示(敬老会特別展2018)

私立大室美術館にて。彼女の祖父の民芸品と、彼女の作品と。 初めて彼女の作品を観た。これは、写真では、伝わらないだろう。型を用いてつくった石膏の窪みに、場合により薄く着色した樹脂を流し込み硬化させたもので、窪みの深さ=樹脂の厚みが目に届く色味…

藤村龍至展 ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用

TOTOのショールーム併設ギャラリー間にて藤村龍至の個展。 圧倒的な物量の習作たる模型が展示され、同時に定点観測的に撮影され連続写真的に編集された映像も展示されていて、設計の変遷がよく見える。また上のフロアでは習作を経て造られた実際の建築物の映…

内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える

水戸芸術館で催されている、内藤礼の個展。訪れる価値はある。が、豊島美術館の方がよりいい。 「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに私も会場を歩いた。白い塗り壁、グレーに塗られた壁に反射して、部屋を明るくする日の光。人間の…

片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」

19年も続けるということは、こういうことなのか。そう、圧倒される物量。もちろん締め切りに間に合わせるために、クオリティにムラがあることは否めないのだけど、「お仕事」以上の過剰であふれ出てしまっている意欲や衝動が形になっている。一方で、ブレな…

Ascending Art Annual Vol.2 まつり、まつる

市原えつこ、久保寛子、スクリプカリウ落合安奈、桝本佳子の4人展。青山にて。 スクリプカリウ落合安奈の作品は写真もしくは撮影・映写に関わるもので、その中に時間や空間の概念を取り込んだものだったけれど、私の興味はあまりひかなかった。 桝本佳子の作…

動きをうごかす展

東大山中俊治研究室の研究発表展示。&ゲスト作品として藤堂高行さんのSEER。 最終日だったので、すごい人の入り。下に示す森山和道さんの詳細な記事を読むと、そのうえ何を自分が書くかと思わせられるくらい、よく書かれている。予習に読むべきだった。“READ…

特別展「人体」

国立科学博物館。混み過ぎ。わざわざ平日に行っても、混み過ぎ。 レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆?なのか?なノートなどが見られるのは興味深いのだけど、会場の人はあまり興味なさそうで・・・ www.kahaku.go.jp

蓮沼執太 “SF (screenings and flyers)|上映会とこれまでのちらし”

最近、NADiffに行き過ぎではないだろうか。つい、サイン入りwindowandwindows買うてもうた。 www.nadiff.com

清川あさみ「美女採集」

清川あさみ「美女採集」。落合陽一個展にいく途中に通りがかったので。 清川あさみってデッサンが描けないんじゃないだろうか。境界にのみ刺繍を施すと、境界のみが盛り上がり、主題の立体感とは全く異なる立体感が創られていくわけだけど、それを意識的に行…

落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然

表参道GYREにて落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然。 gyre-omotesando.com これは、高校物理くらいは理解している人と、そうでない人で、面白さが大きく違うだろう。

須田悦弘 ミテクレマチス

ヴァンジ彫刻庭園美術館にて須田悦弘のミテクレマチス。タイトル滑っているけど。 www.clematis-no-oka.co.jp 美しく、そして、天然の草花ではないので、美しさの耐久性が高く、長く維持される。

伊勢現代美術館(吉川正道・千香子 展、大平實・杢田たけを 展、大塚功季 展)

記念すべき15周年の当日だったみたいだが、全然大っぴらにしないから気づきませんでした。 大塚功季の色とりどりの毛糸によるテーパーと、黒黄縄による焔を思わせる造形(火焔式土器を思わせる)も気になったが、1F展示室入ったすぐそこに展示されていた吉川正…

蓮沼執太: ~ ing

銀座は資生堂ギャラリーで「蓮沼執太: ~ ing」。 既視感はあるものの、音圧で植物を揺らすインスタレーションに、落合陽一的な“触れる光”とかそういう問題意識を感じた。 www.shutahasunuma.com http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/

ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

水戸芸術館にて。主に谷口暁彦を観に行った。 水戸芸術館|美術|ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへ。 わざわざ行く意味は、原画を見ることにあると思うのだけど、複製原画がもはやよくできていて、原画の意味とはなんだろうと、そういう迷路に足を踏み入れた感がありました。 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

山口晃「すゞしろ日記」

山口晃のすゞしろ日記についての展示。NADiff a/p/a/r/tにて。 ちょくちょくメディア露出があるから思い出すのだけど、山口晃って極めて雄弁。画だけでなく、言葉も雄弁。それが漫画にもよく表れている。 そもそもが、明治とか大正昭和の文豪の遊学日記や旅…

アール・ブリュット 動く壁画

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて。 4人の作品が展示されているのだが、その展示に至る前に、“4Kキャメラ”で本展のキュレーターが撮影した映像を見る。次いで、実際の作品を鑑賞するというスタイルの展示であった。 賛否両論あると思うのだけど、要…

恵比寿映像祭

エイヤル・セーガル 「GROUND LEVEL」 www.yebizo.com Displace vol.2エイヤル・セーガルGROUND LEVEL - LOKO GALLERY を目的にギャラリーに伺ったところ、これは正直そんなに面白くはなく、一方で恵比寿映像祭なるものが催されていることをそこで知り、他も…

会田誠展 GROUND NO PLAN

会田誠、GROUND NO PLAN。一般営利企業が、この展示を許しているのが、すごい。会田誠も、「どこまでやったら大林組に怒られるかなー?」とアグレッシブにいったら、まさかの全部OK出ちゃった感じだったりして。 会田誠展 GROUND NO PLAN|公益財団法人 大林…

モダニストの日本美―石元泰博「桂」の系譜

三重県立美術館にて、モダニストの日本美―石元泰博「桂」の系譜。 モダニズム建築という波が西欧にて巻き起こった一方、そのエッセンスがすでに近世日本建築(特に桂離宮)に存在していることが発見された。その一通りの流れを、画家三好好太郎の作品から始め…

リボーンアート・フェスティバル 東京展

ワタリウム美術館で。やっぱりぐっとくるものがある。 島袋道浩の作品、「起こす」の方はふーんと思っただけだったのだけど、「起きる」の方を見て、泣きそうになった。「起こす」は島袋らが浜辺に横たわっている木や石を立てたインスタレーション。「起きる…

東京の恋人

笠井爾示写真展を渋谷ヒカリエ8階にて。写真って、もはやプロでもそこそこの光沢紙にインクジェットでプリントアウトして作品にする昨今、プロの撮る写真とはいったい何なのか、考えさせられた。解像度ではない。 www.hikarie8.com

装飾は流転する

東京都庭園美術館で。装飾とは?という問いに作品でもって答える企画。これはなかなかにフェティッシュで興味深かった。 ヴィム・デルヴォワのSUS板をレーザーで鋭角に繊細に切り抜いたものを組み立てた一連の作品群に特に興味を持った。特にトレーラーはタ…

レアンドロ・エルリッヒ展

森美術館。これは、、、おもしろくなかった。 もともと「なるほど」の種明かしな作家で、即物的なことを批判してもしょうがないんだけど、それにしても思想的な深みが薄すぎませんかという印象を持った。個展の割に作品数が少ないせいかもしれませんが。(ま…

ヨコハマトリエンナーレ

懲りずに行って参りました。ヨコハマトリエンナーレ2017。小粒だった。やはり私が訪れた中では、2008が圧倒的。 セット券は買わず、鑑賞券で横浜美術館と赤レンガ倉庫内を鑑賞。予算規模は年々縮小していっているのかな。艾未未の作品に予算の大部分をつぎ込…

日本の家 1945年以降の建築と暮らし

東京国立近代美術館で。常設展が無料という恐ろしい日でした。 展示されていた、日本の家の少なくないものが、既に現存しないという残念な現実に対しての批評は必要だったのではないか。 www.momat.go.jp

テオ・ヤンセン展 人工生命体、上陸!

テオ・ヤンセン展。おそらく東京で開催したら、この人の入りでは済まないはず。 開館時間内で1時間ごとに作品を動かしてくれる(風の代わりに一部を手で動かしてくれたり、コンプレッサーで圧縮空気を溜めたり)。あの大きさのものが、動いているさまはなかな…

テレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会

早稲田大学演劇博物館にてテレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会。 基本的には面白く、肯定的に見た。時間軸の中で、主に脚本家に触れながらドラマの概要を眺めていくという展示だった。そういうのは論文読んでくれってことなんだとは思うのだけど、やっぱ…

アピチャッポン・ウィーラセタクン 「Memoria」

SCAI THE BATHHOUSEにて。 彼の作品らしい、つかみどころのないような。 www.scaithebathhouse.com

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

パナソニック 汐留ミュージアムにて。 プロダクトデザインの展示で、しかも入館料1000円取って、プロダクトに触れないってどういうことなんだろう? 深澤直人のプロダクトって、「使う」ものではなく、見物するものなの?パナソニックの理解はそういうことな…