美術館

もしかする未来 工学×デザイン

新美術館にてもしかする未来 工学×デザイン。個人的には動きをうごかす展の復習。 個人的に印象に残ったのは3Dプリンタで作製した樹脂製グリップで、さまざまに形状を変えることで、握り心地を変化させたもの。素材はすべて同じなのだけど、形状によっては握…

田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research

TOTOギャラリー・間にて、田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research。オペラシティのギャラリーで催されている展示と姉妹展示。 展示スペースが小さいので、どうしてもこじんまりした展示にはなるのだけど、習作をてんこ盛りにした…

田根剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ― Digging & Building

東京オペラシティのアートギャラリーで田根剛の個展。 結構興味深い展示だった。田根の思想的な面(digging and building)を展示としても触れながら、建築模型も言語的な説明もあって、たっぷりと展示に浸ることができる物量が存在した。 個人的に印象深かっ…

沼波弄山翁 生誕三百年 企画展 「萬古焼の粋」

ばんこの里会館にて萬古焼の企画展 「萬古焼の粋」。 萬古焼の起こりから、絶え、再興し、現代の萬古焼へとつながっていく様を、いくつかの説明文と焼き物そのもので追っていくという展示。 結論から言うと、500円で損はしなかったけども物足りなかった。歴…

MIHO MUSEUM

茶杓を軸に据えた企画展と、エジプト・ギリシャ・西アジアから中国までを視野に入れた古代美術品のコレクション展。茶杓の方は、その人の興味次第だろうけど、古代美術品はすごい。古代エジプトや古代ギリシャ・ペルシャ帝国時代の宝飾品やら美術品やらが割…

新素材研究所・ -新素材×旧素材-

建築倉庫ミュージアムにて杉本博司の新素材研究所についての企画展。併せて海外で活動する日本人建築家にフォーカスした企画展も。 モノからコトと言われて久しいが、物語を含んでいるモノの力は衰えていない。天平年間の木材の存在感とそれが置かれてきた場…

名和晃平Biomatrix

SCAI THE BATHHOUSEで名和晃平の個展。 私にとって、名和晃平の作品はテクスチャ。今回はベルベット・細かい鉱物・粘調シリコーンオイルのテクスチャ。シリコーンオイルは動的であって、例えば鴨川のほとりに佇み流れを眺めているように、シリコーンオイルの…

中谷ミチコ特別展示(敬老会特別展2018)

私立大室美術館にて。彼女の祖父の民芸品と、彼女の作品と。 初めて彼女の作品を観た。これは、写真では、伝わらないだろう。型を用いてつくった石膏の窪みに、場合により薄く着色した樹脂を流し込み硬化させたもので、窪みの深さ=樹脂の厚みが目に届く色味…

藤村龍至展 ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用

TOTOのショールーム併設ギャラリー間にて藤村龍至の個展。 圧倒的な物量の習作たる模型が展示され、同時に定点観測的に撮影され連続写真的に編集された映像も展示されていて、設計の変遷がよく見える。また上のフロアでは習作を経て造られた実際の建築物の映…

内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える

水戸芸術館で催されている、内藤礼の個展。訪れる価値はある。が、豊島美術館の方がよりいい。 「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに私も会場を歩いた。白い塗り壁、グレーに塗られた壁に反射して、部屋を明るくする日の光。人間の…

片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」

19年も続けるということは、こういうことなのか。そう、圧倒される物量。もちろん締め切りに間に合わせるために、クオリティにムラがあることは否めないのだけど、「お仕事」以上の過剰であふれ出てしまっている意欲や衝動が形になっている。一方で、ブレな…

Ascending Art Annual Vol.2 まつり、まつる

市原えつこ、久保寛子、スクリプカリウ落合安奈、桝本佳子の4人展。青山にて。 スクリプカリウ落合安奈の作品は写真もしくは撮影・映写に関わるもので、その中に時間や空間の概念を取り込んだものだったけれど、私の興味はあまりひかなかった。 桝本佳子の作…

動きをうごかす展

東大山中俊治研究室の研究発表展示。&ゲスト作品として藤堂高行さんのSEER。 最終日だったので、すごい人の入り。下に示す森山和道さんの詳細な記事を読むと、そのうえ何を自分が書くかと思わせられるくらい、よく書かれている。予習に読むべきだった。“READ…

特別展「人体」

国立科学博物館。混み過ぎ。わざわざ平日に行っても、混み過ぎ。 レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆?なのか?なノートなどが見られるのは興味深いのだけど、会場の人はあまり興味なさそうで・・・ www.kahaku.go.jp

蓮沼執太 “SF (screenings and flyers)|上映会とこれまでのちらし”

最近、NADiffに行き過ぎではないだろうか。つい、サイン入りwindowandwindows買うてもうた。 www.nadiff.com

清川あさみ「美女採集」

清川あさみ「美女採集」。落合陽一個展にいく途中に通りがかったので。 清川あさみってデッサンが描けないんじゃないだろうか。境界にのみ刺繍を施すと、境界のみが盛り上がり、主題の立体感とは全く異なる立体感が創られていくわけだけど、それを意識的に行…

落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然

表参道GYREにて落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然。 gyre-omotesando.com これは、高校物理くらいは理解している人と、そうでない人で、面白さが大きく違うだろう。

須田悦弘 ミテクレマチス

ヴァンジ彫刻庭園美術館にて須田悦弘のミテクレマチス。タイトル滑っているけど。 www.clematis-no-oka.co.jp 美しく、そして、天然の草花ではないので、美しさの耐久性が高く、長く維持される。

伊勢現代美術館(吉川正道・千香子 展、大平實・杢田たけを 展、大塚功季 展)

記念すべき15周年の当日だったみたいだが、全然大っぴらにしないから気づきませんでした。 大塚功季の色とりどりの毛糸によるテーパーと、黒黄縄による焔を思わせる造形(火焔式土器を思わせる)も気になったが、1F展示室入ったすぐそこに展示されていた吉川正…

蓮沼執太: ~ ing

銀座は資生堂ギャラリーで「蓮沼執太: ~ ing」。 既視感はあるものの、音圧で植物を揺らすインスタレーションに、落合陽一的な“触れる光”とかそういう問題意識を感じた。 www.shutahasunuma.com http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/

ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

水戸芸術館にて。主に谷口暁彦を観に行った。 水戸芸術館|美術|ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへ。 わざわざ行く意味は、原画を見ることにあると思うのだけど、複製原画がもはやよくできていて、原画の意味とはなんだろうと、そういう迷路に足を踏み入れた感がありました。 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

山口晃「すゞしろ日記」

山口晃のすゞしろ日記についての展示。NADiff a/p/a/r/tにて。 ちょくちょくメディア露出があるから思い出すのだけど、山口晃って極めて雄弁。画だけでなく、言葉も雄弁。それが漫画にもよく表れている。 そもそもが、明治とか大正昭和の文豪の遊学日記や旅…

アール・ブリュット 動く壁画

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて。 4人の作品が展示されているのだが、その展示に至る前に、“4Kキャメラ”で本展のキュレーターが撮影した映像を見る。次いで、実際の作品を鑑賞するというスタイルの展示であった。 賛否両論あると思うのだけど、要…

恵比寿映像祭

エイヤル・セーガル 「GROUND LEVEL」 www.yebizo.com Displace vol.2エイヤル・セーガルGROUND LEVEL - LOKO GALLERY を目的にギャラリーに伺ったところ、これは正直そんなに面白くはなく、一方で恵比寿映像祭なるものが催されていることをそこで知り、他も…

会田誠展 GROUND NO PLAN

会田誠、GROUND NO PLAN。一般営利企業が、この展示を許しているのが、すごい。会田誠も、「どこまでやったら大林組に怒られるかなー?」とアグレッシブにいったら、まさかの全部OK出ちゃった感じだったりして。 会田誠展 GROUND NO PLAN|公益財団法人 大林…

モダニストの日本美―石元泰博「桂」の系譜

三重県立美術館にて、モダニストの日本美―石元泰博「桂」の系譜。 モダニズム建築という波が西欧にて巻き起こった一方、そのエッセンスがすでに近世日本建築(特に桂離宮)に存在していることが発見された。その一通りの流れを、画家三好好太郎の作品から始め…

リボーンアート・フェスティバル 東京展

ワタリウム美術館で。やっぱりぐっとくるものがある。 島袋道浩の作品、「起こす」の方はふーんと思っただけだったのだけど、「起きる」の方を見て、泣きそうになった。「起こす」は島袋らが浜辺に横たわっている木や石を立てたインスタレーション。「起きる…

東京の恋人

笠井爾示写真展を渋谷ヒカリエ8階にて。写真って、もはやプロでもそこそこの光沢紙にインクジェットでプリントアウトして作品にする昨今、プロの撮る写真とはいったい何なのか、考えさせられた。解像度ではない。 www.hikarie8.com

装飾は流転する

東京都庭園美術館で。装飾とは?という問いに作品でもって答える企画。これはなかなかにフェティッシュで興味深かった。 ヴィム・デルヴォワのSUS板をレーザーで鋭角に繊細に切り抜いたものを組み立てた一連の作品群に特に興味を持った。特にトレーラーはタ…