日蝕

 平野啓一郎の日蝕を読んだ。
 文語体で最初はひどく読みにくかったが、設定や物語の内容がうまいと思った。彼は両性具有者をなんとイメージしたのだろう?住民、ジャックらが自らの手で処罰した両性具有者、また捕らえられたピエエル、ここに何が暗示されているのだろう。考えさせられる文章だった。

日蝕 (新潮文庫)

日蝕 (新潮文庫)