ゴーストワールドを見た。この映画結構好きかも知れない。
ソーラ・バーチもスカーレット・ヨハンソンもやたらとパツンパツンのダサい格好してるし、やたら斜に構えてるし、やたらとファックって言うし、やたらとサブカル臭がするし、しかもかなり面白かったから、こりゃすごいネタ映画か?と思ったら、中盤から一気に起承転結の「転」が起こってシリアスなお話になった。
イーニドのやることなすことうまくいかないところで、この映画で最も美しいシーン、ノーマンが待ち焦がれてきたバスに乗るシーンが唐突に挿入される。彼女の周りの全てが彼女を取り残して変わっていく中、唯一つ変わらずにバスを待ち続けていたはずのノーマンのもとにバスが来た。そして、イーニド自身も彼女の「突然消えてしまいたい」という唯一の夢の通りにバスに乗って、消える。行き着く先はあるのだろうか?
っていうか、最後のエピソードは何?夢?精神を病んでるってこと?それともセラピーを受けて変わってしまったってこと?
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