犬童一心監督作品、金髪の草原を見た。80歳の男が60年分の記憶を失くし、20歳の男としてヘルパーと恋をする物語。
キャストが良かった。やたら微笑ましい伊勢谷くんとか、ほんまもんはいつになっても童顔だし、となりのガキんちょも奥行きあるし、クレープ屋いいキャラしてんなあと思ったらりあるキッズの片割れだったり。そんなこんなで映像に軽くフィルターがかかってるようにやわらかい。夢と現実との境界がぼやけていることもあり、ほんわかムードがあふれてる。さらりと見れる1本だった。
でも、うん十年前のノートの紙の色がきれいなとことか、ラスト波乱になるかと思いきや、さわやかにキレイな終わり方しちゃうとか物足りなさを感じた。もちょっとパンクかと思ったんだけど。
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