ニノの空という映画を見た。2人の男の終わりのあるロードムービーだった。
靴の訪問販売員のパコがニノという旅人を車に乗せてやったが、ニノに車を盗まれ、でもそのおかげでその時助けてくれたマリネットという女性と恋に落ちるが、2人の愛を確かめるために3週間会わないことにしてパコはニノと旅に出る…というかなーり入り組んだストーリー。だけどこんがらがることはなかった。
パコとニノにとどまらず、出てくる人間がみんながみんないいやつらだった。全員エゴやろうなんだけど、根っこのところで人間的にいい人しか出てこない。いわゆる悪人ってのが出てこない。そして色彩がヴィヴィッドと言うか際立つような色彩と言うか、そんな色使いだ。その2つがこの映画の大きな流れを形作っている。結構意味わかんない映画で投げやりな感も否めないんだけど、なんか最後まで見れてしまう映画だった。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2000/02/25
- メディア: DVD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る