周防正行監督のファンシィダンスを見た。ロック大好きなシティボーイの陽平が実家の寺を継ぐために寺でした修行を寺の内情を説明しながら描いた映画。普通に面白かった。
初っ端から80年代終わりから〜90年年代初めでしか見られないような、バブリーなファッションが見れて感動的だった。続いてもっくんの半分スキンヘッド、剃髪シーンが見れた。つかみはバッチリだ。
と、こんな感じでうれしい人にはうれしいような物語が進んでいく。竹中直人も大杉蓮も若い。田口浩正や大槻ケンヂが出てくるっていうのも笑える。エンディングにはプリプリ。シティボーイなんて言葉も出てくる。ストーリーも(笑)的なもの。こういうナンセンス系の笑いはなんか乗せられてつい笑ってしまうからすごい悔しい。とにかくもっくんのイケメンっぷりがたまらない。あの顔でしっかりオチをつけてくるのがいい。この映画一番のネタ場面、トイレの説明でもっくんが真顔で「アヌスです」と言ったシーンは悔しいけど爆笑したし、最強だった。
お寺の人は怒るだろうな、こういう映画。面白ければ面白いほど。
- 出版社/メーカー: 大映
- 発売日: 1992/07/15
- メディア: VHS
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