チャップリンの黄金狂時代を見た。なるほど淀川長治がベストというだけあるコメディだった。
この映画には全然ムダがなかった。おかげで63分(?)という短いものに仕上がっているのだが、全編にわたって休むことなく笑かされ、また、?マークが頭に浮かぶこともなく、ものすごくわかりやすい作品だった。小難しいことを抜きにして面白いのだ。ナレーション(ナレーションつきのを見たので)も簡潔に笑いを求めつつも韻を踏んでいたり、演技、特にチャップリンを始めとする役者の表情が豊かなことや豊かなこと。カチコチに凍ってしまったという演技や、ロールパンにフォークを刺してダンスをするところなんかは見事という他ない。また、バカ殿の元ネタがあったりもする。
個人的にはロウソクを食べたり、革靴食べたりするところで、リアルな想像をしてしまってまだ気持ち悪いけどね。レビューを見るとあそこは笑うとこらしい。
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