高橋源一郎のペンギン村に陽は落ちてを読んだ。日本語であるものの、原因→結果という当然の論理がしっかりとぶち壊してあって、登場人物は則巻千兵衛博士や鉄腕アトムやドラえもん、キン肉マン、ケンシロウ、etc. だし面白いんだけど、意味わからんという感じだった。源ちゃんは結局、「さようなら、ギャングたち」を越えられていないし、猫田道子の「うわさのベーコン」ほどの狂気も描けていないという現実を知らしめる結果になっている。
- 作者: 高橋源一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1992/08/20
- メディア: 文庫
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