すごーくラテンな映画で、あ〜そう終わるんだなぁって思った。ブルーノ・ガンツのくせにラテンな世界で、平和というのを強く意識できる映画だった。
この映画は旅行中のバスの場面から唐突に始まり、ある一つの幸せの形をして終わりを告げるのだけども、映画作家たちはどうやってフィクションの始まりと終わりを決めるのだろうとふと考えた。人生においては、誕生と死去という始まりと終わりがあるわけだけども、フィクションは伝記モノばかりではないし、恣意的に始まりと終わりを決めるわけである。
この映画においては日常とちょっと外れたところから始まり、非日常を描き、今後を予想させるに十分な情報を与えて終わる。
どうでもいいことを書いたけど、とにもかくにも幸せな映画。
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