青山真治の映画はかなり苦手なくせに懲りもせず観てみた。
で、結果、そんなに嫌いじゃない。でも絶対に一般受けしないし、俺は映画を知っているアピール的な鼻につく部分がけっこうある。宮崎あおいあんまりかわいくないし。
この映画は映画っていうにはあまりにも感覚的で、気持ちいいか、気持ちよくないかそれに尽きると思う。つまり中原昌也が日々しこしこ創ってる音楽(この映画の音楽はまだポップな方だと思うけど)が嫌いな人はもうそれでこの映画アウトだと思う。青山真治・中原昌也・阿部和重(まさかとは思っていたけどエンドクレジットで出てきてびっくり)の仲良し3人組が揃い踏みなのも癪に障るけども、中学生や高校生のように音いじりしたいなと思ってしまった俺はこの映画を楽しんでしまったことになるのだろう。終盤の岡田茉莉子と宮崎あおいの会話シーンがなんかレイクサイド マーダーケースを思い出させたのはなんでだろう。何かが同じ?
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: DVD
- クリック: 42回
- この商品を含むブログ (145件) を見る