タルコフスキーのサクリファイス。ミステリーよりも圧倒的にミステリアス。
言うまでもなく映像はかなり美しい。ビデオの画質のせいかやたらと暗かったけど、それでも美しいと言える。とは言うものの、映像の垂れ流しとは程遠い、会話とモノローグに埋め尽くされた映画という印象の方が強くて、かなーりわかりにくいというか、どうとでも解釈できるというか、観客に最後の部分を投げている映画に違いない。
有名らしい最後の長回し+パンの連続シーンは確かに印象深い。でもそれはアレクサンデルの違いっぷりに心惹かれたからかもしれない。
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