アッバス・キアロスタミの「桜桃の味」。自殺志願の男のお話。ほとんどは。
乾いた色のレンジローバーに乗った男が、乾いた大地を車で流しながら自殺の手助けをしてくれるパートナーを捜している。その男とわずかばかりの登場人物との会話や男の様子、そしてカラカラの石や砂、をひたすらにスクリーンに展開する一点突破の映画。
レビューなんか見ているとなかなか高評価なんだが、あんまりいいと思わなかった。確かに心の機微はよく伝わってくるんだけど。。。パルムドールとってるからか?
むしろおまけで入っていた、キアロスタミのデビュー作らしい「パンと裏通り」ってのが微笑ましくていい感じだったかも。
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