ヤン・シュヴァンクマイエル 短編集

 シュヴァンクマイエルはたまらない。アリスや悦楽共犯者のような長編よりもアイデア一発でも撮れてしまう短編のほうが作家性がより濃く現れていて面白い。
 YouTubeでもいくつか観れてしまうところが幸か不幸かわからないけど、短いのだから説明やら批評を読むより観てしまったほうがいい。
 とは言っても考えたことを書きなぐるための場所なので。最後に収められているドキュメンタリーにシュヴァンクマイエルの肝はカット割が多いことと言われていたけど、それは主ではなくて、デフォルメされた対象をフィルムに収めるために寄らざるをないからカットが多くなってしまっているだけだと思う。もちろんそれが特徴といえるだろうけど。とにもかくにも、シュヴァンクマイエルの脳みその中のぞいてみたい。
 もはやグロが気持ちよくなってきた。

ヤン・シュヴァンクマイエル 短編集 [DVD]

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