ビクトル・エリセの「エル・スール」。よかった。
ミツバチのささやきはスクリーンの断片の集合として記憶されていて、例えばフランケンシュタインであるとか、砂漠の小屋での出来事であるとか、そういうものが残っているのだけど、その時の感覚というのは僕の中に残ってないのだけど、エル・スールはもちろん断片断片もあるのだけど、この不思議な心の感触があって、何なのか言葉にできない。ただ、娘から見た父親の記憶をいくつか並べただけのストーリーだけど、この映画は物語を遥かに超えた何かであって、また観たいと思った。
この映画の始まりが何気なくするっと滑り込む感じでなんか気になった。
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