こういう温度感覚は2時間ドラマじゃできないもんなという2時間ドラマ。基本ぬるま湯だけど、頭皮剥ぎみたいな熱々のものがたまに唐突にぶち込まれるので(英語聴いてるとスカルプ・スカルプと連呼してるから、どうしても増毛剤系のイメージが湧いてしまって、こっちも面白かったけど)、うまく飽きずに観せられちゃったなと感じる。イラっとさせる才能を感じる脚本だし。
ドラマと実生活との境界が融けてしまって、自分で判断がつかなくなってしまうという人物は小説やら映画やら虚構の中によくお出ましするので、別にそれがすごいとかは何もないのだけど、観る側の心の状態によってはこれくらいフジテレビレベルなものもいいなと思った次第であります。モーガン・フリーマンのボーダーの行き来はなかなか味なものでした。
いつも思うのだけど、レネー・ゼルウィガーの面ってどうなの?おもしろまでは行ってないけど。
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