森見登美彦の太陽の塔。しばらく小説を読んでなくて、小説を読み始めることに億劫になっていたのだが、リハビリに最適だった。つまり、読みやすく、重みはない。
誇大妄想によって成立している小説なので、こういうのがしっくりくる人って、一生もてない気がする。でも、この類の読み物がメジャーに宣伝される時代なのだなと思うと、考えさせられる。やっぱり日本にサブカルはもう存在しないんだと思う。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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