ポール・トーマス・アンダーソンのパンチドランク・ラブ。
1年位前にブギーナイツ観たはずなんだけど、あまり記憶に残ってなくて、ポール・トーマス・アンダーソンってどんなだっけと思いながら観たのだけど、面白かった。過剰でかつ欠けている人間が描かれるかなり違和感たっぷりの映画にもかかわらず、つらいと感じることなしに観れて、それは脚本と演出だと思いました。
まあ、アダム・サンドラー演じるバリーが超強いのはずるいと思いました。ささくれ立っててダメなんだけど、愛しいやつだとも思えるのはそうで、感情移入しながら観るのだけど、結局エミリー・ワトソン演じるリナはすべてを受けとめるというヒロインの大きさが予定調和な気がしないでもない。
でも、嫌なんじゃなくて、面白かった。
パンチドランク・ラブ DTSコレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/03/03
- メディア: DVD
- クリック: 27回
- この商品を含むブログ (78件) を見る