ショーン・コネリー主演の未来惑星ザルドス。これ、普通に名作なのではないだろうか。俺が知らなかっただけ?
未来SFなのだけど、圧倒的に低予算のにおいが漂う映画で、ウルトラマン的な特撮の雰囲気も纏っている。低予算がために抽象表現が多彩に用いられていて、おもしろい。
不老不死を手に入れ、ユートピアで牧歌的な生活を営んでいる人々がいて、その外側からショーン・コネリー演じる超野蛮人が乗り込んでくるというお話だが、端的に言えば「希望は、戦争」だということですね。人間は死ぬために生きているということを強く意識させられる映画。
原子の世界から、地球の軸方向にずーっと宇宙の果てまで遠ざかっていく映画、超ミクロの世界から最大マクロまで連続的に遠ざかっていく映画(映像作品)を思い出した。名前忘れたけど。
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町山智浩のポッドキャストも取っ掛かりに面白い。
id:TomoMachi:20081211
(http://www.enterjam.com/)の町山智浩のアメリカ映画特電バックナンバー第67回