ポテチ

　ディスクに役者の名前よりも大きく"原作 伊坂幸太郎 × 監督 中村義洋 × 音楽 斉藤和義"って描いてあるようなDVDで。68分。
　非・バランスに始まり、仙台でロケした作品は見るようにしていて、伊坂原作の作品は仙台が舞台で仙台ロケなので、この作品も見たわけですが、茶番でした。
　空き巣を主人公として、空き巣先で電話に出て始まる小話がクロスしながら展開される、同日同病院で生まれた2つの命－空き巣とプロ野球選手－の物語。ということで、クライマックスはプロ野球のゲーム@旧宮城球場(お金がかからないように全て仮名でフィクションですが)になるのだけど、プロ野球のゲーム感の圧倒的な欠損っぷりに、全てが台無しになりました。大森南朋の不気味な探偵兼空き巣とか、今をときめく松岡茉優の美人局とか、終わり悪ければ全て悪し的な感じで。
　佐藤漸どこに出てた？最後のゲームだと思うんだけど・・・ピッチャーじゃないよね？

ポテチ [DVD]

追記
気づかなかった・・・伏線って言うか本線・・・アホや。

「ホントはコンソメ味が良かったけど、塩も食べてみたら意外と美味しいね。だから塩のままでいいよ」たしかこのようなニュアンスの言葉がありまして。
これでポロポロ泣き出すんですよ、濱田岳くんがｗｗｗ最初はネガティブな意味で泣いちゃったのかなと思っていたんだけど（ほら、ボンヤリ観てたしｗ）最後の野球の試合を観戦しているところで「あ、そっちの意味か！」と漸く理解した。
http://d.hatena.ne.jp/rdfcO/20130527/1369639679