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ゴーイング マイ ホーム

 是枝裕和が脚本を書いて全編監督したドラマ、ゴーイング マイ ホーム。これはよかった。
 徹頭徹尾、平々凡々とした生活や人間の肯定でできている。
 絞り解放の被写界深度の浅い映像で登場人物を捉え、彼らが画面外に動くことでボケた背景が残り、残響を残してカットを変えるという表現が多用されるのだけど、これは目が疲れるので、使い方か、時間を短くするか、もうちょっと再考願いたい。

ゴーイング マイ ホーム Blu-ray BOX

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10/16追記
 坪井家で食卓がローテーブルというのは不自然でいただけないが、その他含め演出の基本的な考え方は、“生活は細かい所作の積み重ね”という積分的な考え方だと感じた。良多の、沙江の、萌江の、菜穂の、その他大勢の所作のそれぞれに「神様」が宿っているし、それを統合したものが生活であり、社会であり、人生であるという観念が貫かれているように感じた。そして、その考え方は私には受け入れやすいものだった。
 是枝がDVD特典映像のインタビューで語っていたように、