ルイス・ブニュエル監督・カトリーヌ・ドヌーヴ主演の昼顔。DVDで。
先日17歳を観て、第8回 文化系女子とセックス | 青弓社を読んで、興味を持ったので観てみたわけだが、不安にさせる映画だった。
カトリーヌ・ドヌーヴ演じるセヴリーヌの妄想と現実とが溶け合った映像を最初から最後まで見せられる。なんせ最初からむち打ちと寝取られ的な映像で始まるのだから。続いて、それがセヴリーヌの妄想であることが明かされるのだが、その一方で現実には彼女はセックスレスなのだ。現実世界では夫は常に寛容だが、彼女の妄想の世界では夫に罰され、縛り上げられて泥さえ投げつけられる。いつしか彼女は衝動に突き動かされ、昼の2時~5時限定で売春を始めることになる。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 1997/07/25
- メディア: DVD
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