ディメンションW

 おうちに置いてあったので。
 xyzに次ぐw軸の発見と、そこから取り出せる/閉じ込められるエネルギー、およびそのエネルギーの変換装置である“コイル”を巡るSF。自然科学をある程度修めた身分からすると、ツッコまざるを得ない設定がちょろちょろあるのだけど、力業で世界観を創り上げることには成功していると感じた。傑作とは思わないまでも、楽しんで読めた。
 6巻まで来ても、まだ引き出しをガンガン開けて、世界をどんどん展開している途中の上り調子な感じを受けるので、どのように綴られるかには興味を持っている。一方で、5巻以降は発散し始めているとも言えるかも。。。登場人物の描かれ方とか、雑になっているような。

ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス)

ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス)

ディメンションW(2) (ヤングガンガンコミックス)

ディメンションW(2) (ヤングガンガンコミックス)