ミシェル・ゴンドリーの世界一周

 東京都現代美術館で。
 まあ沢山の展示と、いくつかの撮影セットが置いてあって、カメラの向こう側(制作側)を体験できるような、そんな組み立てになっている。タイミングを選べば映画制作のワークショップまであるようだ。まあ多作で、まあずれたセンスを持っている人なんだなあと、そういう感想文が思い浮かぶような企画展でした。

展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

 この日のハイライトは企画展ではなく、ついでに観に行った常設展でした。美術史におけるその作品の立ち位置を示しながら、1部屋ごとに2人または3人の作品を対比させる展示方式で、比較的にゆったりと展示されていた。また、そうでありながら教養臭さを感じさせない巧みなものであった。なかなかにビッグネームの作品も多数有り、これはなかなかに楽しかったです。宮島達男や会田誠やウォーホルやたくさん。(調べてみたら開館20周年記念 MOTコレクション特別企画だった(汗))

展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

出品作家
カール・アンドレ×冨井大裕
アンディ・ウォーホル×ジェイムズ・ローゼンクイスト×会田誠
アンソニー・カロ×安齊重男
河原温×塩見允枝子×宮島達男
イヴ・クライン×ウォルター・ニーダーマイヤー×妹島和世+西沢立衛/SANAA
戸谷成雄×関根直子
浜田知明×加藤泉
東山魁夷×中ハシ克シゲ×三瀬夏之介
サム・フランシス×石田尚志
ジュゼッペ・ペノーネ×福田尚代
デイヴィッド・ホックニー×千葉正也
村上三郎×田中敦子×藤本由紀夫
吉田博×横尾忠則
若林奮×榎倉康二