伊勢現代美術館(吉川正道・千香子 展、大平實・杢田たけを 展、大塚功季 展)

 記念すべき15周年の当日だったみたいだが、全然大っぴらにしないから気づきませんでした。
 大塚功季の色とりどりの毛糸によるテーパーと、黒黄縄による焔を思わせる造形(火焔式土器を思わせる)も気になったが、1F展示室入ったすぐそこに展示されていた吉川正道の作品が最も印象に残った。
 (常滑の?)釉薬がかかった30cm大の手作り球体の焼き物に、右手の痕が一つ。一度窯で溶融して、滑らかに仕上がった表面に、誘導するような右手の痕。手をのせて肌感を試してみたかった。(もちろん触るのは禁止のはず。おみやげコーナーに同じような色の焼き物があるので、それを触りましょう)
www.ise-muse.com