帝一の國。プライムビデオで。
戯画化すればこう描けなくもない高校生活を送ったので、懐かしさも含めて楽しめた。まあでも、箱庭的世界観を楽しむフィクションであって、それ以上のものではないかな。今をときめく若手俳優女優が並んでいて、そこはキャスティングが素晴らしい。
というのも、志尊淳と永野芽郁は「半分、青い。」と極めて類似のキャラクターであり(もちろん本作の方が先)、糸電話という小道具までかぶっている。(北川悦吏子が帝一の國にオマージュを捧げるとは思えないので偶然だろう) 日本一のシェイクスピア俳優であるらしい吉田鋼太郎は、おっさんずラブで見せた鍛え上げた演技力を惜しみなくナンセンスコメディに注ぎ込むという所業を、本作でも見せてくれている。
私が気づいたところではこんなところだけど、キャストの魅力が2018年現在の作品ともつながる形で発揮されていて、ハブとしても興味深い作品と思った。間宮祥太朗の2018年現在は、全員死刑も半分、青い。の最新部も観ていないのでごめんなさい。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: DVD
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