大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋

 MIHO MUSEUMにて「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」
 曜変天目どころか、この企画展自体が30分だか1時間だか待ちが必要になる有様。
 自家用車で行くなら、閉館ギリギリくらいに曜変天目に並ぶと、企画展は並ばないし、数分待ちで曜変天目が見られる(閉館時間は多少融通してくれるがバスの時間は融通利かないので)。当然、企画展の他の展示品もたくさんあるので、落ち着いて見れなくなるのが難点ですが(まあ落ち着いて見るのはどうやっても無理でしょうね)。
 まあ、曜変天目は、きれいでしたよ。別途展示されている油滴天目や、常設展の方で展示されている耀変天目よりも、神秘的で「いわく」を感じる。

 でもね、やっぱりMIHO MUSEUMは常設展こそが主役。今回も、あれだけ並ぶ曜変天目も常設展の展示品には叶わない。だって3000年とか前のレリーフとか宝物みたいなのがありがたみも薄目で展示されているんですよ?エジプト・ギリシア・ローマ・西アジアは本当にすごい。石や金属の文化圏は残ってうらやましい。中国は素材のせいで時代が新しいのかな(といっても1000年前とかですが)。
www.miho.jp