山本文緒の無人島のふたり。うろ覚えだが文化系トークラジオLifeか働き者ラジオかあたりで取り上げられて気になったので。これは、すごかったですね。
作家の業や生きることの断面が描かれていて、圧倒された感がある。以下印象に残った部分。
できればもう一度、自分の本が出版されるのが見たい
文庫 p.21
長年小説を書いてきてもういい加減「書かなくちゃ」という強迫観念から解き放たれたいと感じるかと思ったら、やはり終わりを目前にしても「書きたい」という気持ちが残っていて、それに助けられるとは思ってもいなかった。読んで不愉快になる人もいるかもしれないのですが、もうしばらく書かせて下さい。
文庫 p.148



