ギャラリー小柳にて束芋|そのあと。土曜日とはいえ、束芋って結構集客力あるんだなと思った。 たぶん束芋の作品をちゃんと観るのは初めてだと思う。クオリティはさすが。個人的には「夜と赤」が好きでした。解像度もよい。 下世話な話ですが、なかなかな値…
福原悠介の何もない部屋。ことばとvol.8にて。 選考座談会で評されていたように、ケチをつけられるところはいくらでもある。“三十そこら”の女性が描けていないように思えるし、作者の世界観が狭い?ようにも思える。というのも十歳の時の経験があるのならば…
京橋の弘誠堂ギャラリーで中谷健一個展。現物を観てみたくて行ってきたけども、まあ個人的には刺さらなかったかな。 www.facebook.com
東京国立近代美術館にてハニワと土偶の近代。東博に比べ批評的で良いとの評を見て行ってきた。 anond.hatelabo.jp 国民国家として仕上げていく過程で活用されてきた埴輪の歴史がよくわかった。私も年を取ってきてそういう気持ちがわかるようになってきた。何…
ジャレド・ダイアモンドの銃・病原菌・鉄。文庫で。 おおむね導入と結論はプロローグとエピローグがまさに対応していて、そこだけ読めば何が書いてあるか、よくわかる。学術論文そのものの構成になっている。なぜヨーロッパ人が世界を制したのか、その理由を…
ラストマイル観に行こうと思っていたのがめんどくさくなって、野木亜紀子脚本ということでNetflixにて。監督山下敦弘なのね。エンドロールで気づいた始末。 もちろん海に眠るダイヤモンドも欠かさず観ており、2024年時点で外せない作り手として野木亜紀子を…
馬田隆明著、未来を実装する。Kindleで。 1年4か月もかけてゆるゆると読んだ。読み始めたころに持っていたとうっすら記憶している、こういう社会実装に自分も関わりたいなと思っていた気持ち、結構薄れてしまったなあ・・・ 本当に石を積み上げていくような…
荻上チキがらみで久しぶりにこんなにさらりと読める本を読んだ。こうやってさらりと読む本をスマホ以前にはよく読んでいたのだろうけど、しばらくこの感覚を忘れていて、思い出したという感じ。 まあ日経エレクトロニクスも似たようなものか。PHP2024年9月増…
馬田隆明著、未来を実装する。3年もかけてゆるゆる読んでしまった。 内容自体はいちいちうなずけるもの。新しいもの/ことを生み出して、世に反映していくにはこのあたりで汗をかくことが必要で、いいもの/ことを創り出すだけでは世にインパクトがもたらせる…
北村匡平・児玉美月共著の彼女たちのまなざし。 まさに学者が書いているのだなと体感させられる圧倒的な過去批評を受け止めつつの評で、知的に満たされる感がある。既に他者が評している内容については、適切に引用され、さも著者が気づいたことのようには書…
銀座エルメスの方。 この日が太陽光が印象的でない日だったからか、神々しさみたいなのは感じにくかった。世界からの要素の抽出と、それによる世界の象徴なんだなとは感じられた。 www.hermes.com
長谷川曉司著、御社の特許戦略がダメな理由。 この手の本は初めて読んだのだが、言いたいこと自体は誤っていないし、うなづける。が、本としては、戦略の例としての二次大戦のくだり、冗長だし参考文献が2冊しか明記されないのに40ページ弱を割くとは・・・…
GYRE GALLERYにて。ワタリウムまで行くのが面倒くさくなってたまたま行ったのだけど、結構発見があった。 地味にAKI INOMATAの10年前がツボに入って心を捉えて離さない。 gyre-omotesando.com
二子玉川で催されていたので行ってみた。 まあ、結局見立ての目新しさとポップな形状色味が命だと思うんだけど、私には特に新鮮でなかった・・・ www.bunkamura.co.jp
神楽岡久美と菅実花の二人展「PROTOPIA」、代々木にて。 どちらかというと菅実花の新作を観に行ったのだが、こちらは物理の素養があると、まあそうだな・・・という印象で個人的には新たな視点のようなものは特に得られなかった感触。 神楽岡久美の作品はお…
東京国立博物館にて。 いわゆる美術館やギャラリーで内藤礼個展を実施するのとはことなる若干カオスとなっている旨の噂を目にしてちょっとビビっていたのだが、時間が空いたので飛び込んでみた。 第一会場、第二会場、第三会場と分かれていて、第一会場・第…
松居大悟監督、くれなずめ。 アフター6ジャンクション2021年5/28回でリスナーから指摘される内容は全く持って否定できない。その通りだと思う。 全体に流れる品のないホモソ感に乗れませんでした open.spotify.com まあ、昔なのでという免罪はさせていただく…
CADAN有楽町にて。 cadan.org
東銀座のSHUTLにて。松竹がやっているのかな?初めて中銀カプセルタワービルのカプセルに入った。ちゃんと調べてなかったのでうれしい誤算。 3Dプリンタの積層痕など、一般にはFDM3Dプリンタの原理的な欠点とされるテクスチャをむしろ味として利用していくよ…
新宿眼科画廊にて。 はくいきしろいの現物を観てみたくて。 現物は、でかいし、量感が結構ある。プチプチが転写されているのはわざとなのか、保管時の何かなのか・・・ www.gankagarou.com
からくりすとさんの機構模型セットもついに最後の7まで到達し、 karakurist.booth.pm ベースを印刷していたら、怪しい音と振動が発生。よく見てみるとフィラメントが吐出されず、謎の点々が印刷されており、詰まった・・・と気づいた。 ↓に助けられました。…
伊勢田哲治の疑似科学と科学の哲学。図書館で借りて。 歳を重ねたためか、科学哲学について知りたい欲望がわき、 「理系人に役立つ科学哲学」に引き続き読んだ。(確か前述書の末尾で本書がお薦めされていた) 総じて面白かった。そもそも科学哲学に興味を持っ…
千葉雅也の現代思想入門。新書で。 石田英敬の現代思想の教科書の次に読んでみた。 巻末の付録で千葉が「実に面白いのですが」と評するように、デリダに興味がわいてくる。が、ハードル高すぎる。現代思想入門 (講談社現代新書)作者:千葉雅也講談社Amazon
nomena gallery Asakusaにて。ひさーしぶりに浅草をかすって、ソラマチも通ったので、インバウンドな観光地の雰囲気を感じることができたのもよかった。 休眠中の3Dプリンタを抱え、メイカー的なものづくりに憧れを持ちつつ、特に手を動かせていない身には、…
正直、響かなかった。作品の弱さなのか、こちらの感度なのか、単に合わなかったのか、知らないけれど。結局2008年が一番印象的。 www.yokohamatriennale.jp
Netflixにて。オープニング、目を奪われてしまった。 しかしながら最後まで観てみると、褒められないなと引っかかる部分はあり、アジト的なもののチープさとか化学的にちょっと・・・はまあいいとして、香の人物造形だけは受け入れられなかった。観客と冴羽…
藝大美術館にて大吉原展。GW中とはいえ、平日にすごい人出だった。失敗した。。。 福田美蘭に引っかかって観に行った。ヨコハマトリエンナーレ遠いしなと思って。 正直、人が多過ぎて、展示に集中できなかったというのが正直なところなのだけど、 daiyoshiwa…
アピチャッポン・ウィーラセタクン「Solarium」、SCAI THE BATHHOUSEにて。 まあ、観ただけですね。あまりアピチャッポンがはまった記憶がない。 www.scaithebathhouse.com
漫画の方は面白かった記憶はあるのだけど、絵柄を検索してみるまで忘れるくらいだったけども、Amazon Prime Videoで。 まあ、何と言っても芦田愛菜と宮本信子が素晴らしい。(もしかすると偏見によるものだが、)芦田愛菜があか抜けない風体と表情をまとい、い…
大室佑介の9 Häuser。plateaubooksにて。 私立大室美術館を何度か訪れているためか、googleか何かにrecommendされて訪問。 (文化的な)書店の棚の一部にずらっとと、書棚にぽつぽつと、グレーのボール紙で作られた彼の設計したHausの模型が置かれていた。 建…