美術館

ハニワと土偶の近代

東京国立近代美術館にてハニワと土偶の近代。東博に比べ批評的で良いとの評を見て行ってきた。 anond.hatelabo.jp 国民国家として仕上げていく過程で活用されてきた埴輪の歴史がよくわかった。私も年を取ってきてそういう気持ちがわかるようになってきた。何…

内藤礼 生まれておいで 生きておいで

銀座エルメスの方。 この日が太陽光が印象的でない日だったからか、神々しさみたいなのは感じにくかった。世界からの要素の抽出と、それによる世界の象徴なんだなとは感じられた。 www.hermes.com

ヨーゼフ・ボイス ダイアローグ展

GYRE GALLERYにて。ワタリウムまで行くのが面倒くさくなってたまたま行ったのだけど、結構発見があった。 地味にAKI INOMATAの10年前がツボに入って心を捉えて離さない。 gyre-omotesando.com

鈴木康広展 ただ今、発見しています。

二子玉川で催されていたので行ってみた。 まあ、結局見立ての目新しさとポップな形状色味が命だと思うんだけど、私には特に新鮮でなかった・・・ www.bunkamura.co.jp

神楽岡久美 菅実花「PROTOPIA」

神楽岡久美と菅実花の二人展「PROTOPIA」、代々木にて。 どちらかというと菅実花の新作を観に行ったのだが、こちらは物理の素養があると、まあそうだな・・・という印象で個人的には新たな視点のようなものは特に得られなかった感触。 神楽岡久美の作品はお…

内藤礼 生まれておいで 生きておいで

東京国立博物館にて。 いわゆる美術館やギャラリーで内藤礼個展を実施するのとはことなる若干カオスとなっている旨の噂を目にしてちょっとビビっていたのだが、時間が空いたので飛び込んでみた。 第一会場、第二会場、第三会場と分かれていて、第一会場・第…

利部志穂 ⾔霊のさきわう地 − 天照、へリオス、カーネの夢

CADAN有楽町にて。 cadan.org

プリズム・コネクト

新宿眼科画廊にて。 はくいきしろいの現物を観てみたくて。 現物は、でかいし、量感が結構ある。プチプチが転写されているのはわざとなのか、保管時の何かなのか・・・ www.gankagarou.com

第8回 横浜トリエンナーレ

正直、響かなかった。作品の弱さなのか、こちらの感度なのか、単に合わなかったのか、知らないけれど。結局2008年が一番印象的。 www.yokohamatriennale.jp

大吉原展

藝大美術館にて大吉原展。GW中とはいえ、平日にすごい人出だった。失敗した。。。 福田美蘭に引っかかって観に行った。ヨコハマトリエンナーレ遠いしなと思って。 正直、人が多過ぎて、展示に集中できなかったというのが正直なところなのだけど、 daiyoshiwa…

Solarium

アピチャッポン・ウィーラセタクン「Solarium」、SCAI THE BATHHOUSEにて。 まあ、観ただけですね。あまりアピチャッポンがはまった記憶がない。 www.scaithebathhouse.com

未来のかけら: 科学とデザインの実験室

21_21 DESIGN SIGHTで。 nomena+郡司芽久の骨格模型が素晴らしかった。ほしい。駒場の生産技術研究所の展示は2回行っているので、初見は少なかったけど、 www.2121designsight.jp

第17回 shiseido art egg 第2期展 野村 在 展

資生堂ギャラリーにて。事前に期待していたほどのインパクトは、私には残らなかった。下のインタビューは面白かった。 gallery.shiseido.com hanatsubaki.shiseido.com

うるしとともに ―くらしのなかの漆芸美

六本木は泉屋博古館東京にて。初めて行った。前の通りは通ったことあったけど。 展示室4つのこじんまりとしたスペースで漆そのものの魅力というよりは螺鈿・蒔絵をメインに据えたような展示だった印象。個人的には「長寛好獅子唐草文 箔絵会席膳椀具」これが…

江之浦測候所

杉本博司設立の江之浦測候所。午後回で。 海岸線からすぐに高台が立ち上がるような地形で鈍角の湾に面しており、(訪問日の天気が良かったこともあり)そもそも「いいところ」。みかん畑レモン畑が敷地内にあり、それも良い。そこに土地と縁もゆかりも無い時代…

倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙

倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙。世田谷美術館にて。 今日観られる展示でなかなか興味を惹くものがなく、消去法的に。 一応平日なのだけど、さすがは世田谷、結構人がいる。なんなら児童もいる。 展示に対しての感想は、あっ確かにセンスいいな。美…

ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン

アーティゾン美術館にて。 入口からインスタレーションというか、観客の感覚に攻め込んで来る攻撃的な作品で一撃を加えられ、ひるんだけども、その後は私の知っている山口晃だった。 個人的にインパクトがあったのはパラリンピックのポスターだったけども、…

シスターフッド

菅実花の個展を観にGallery10[TOH]へ。D論が置いてあって手に取って読めるので興味深かった。 View this post on Instagram A post shared by GALLERY10 (@gallery10.toh) www.instagram.com

ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会

へザウィック・スタジオ展を観ると500円でこちらも観られるというので、つい。タイトルからして、嫌な予感はしたのですが、、、まあ500円なら。 文脈依存性の高いコンセプト重視の作品が多く、美術館が用意した説明文を読んで作品を一瞥すると満足してしまう…

へザウィック・スタジオ展:共感する建築

森美術館にて。 部分の集合が全体であるという思想が強そうなスタジオの企画展。小さいものだと椅子から大きいものだと建築まで、なかなかに興味深い造型で面白かった。ただ、建築は現物を観ないと、とやはり思うのでした。 鏡面仕上げの金属や樹脂の上のほ…

The Original

21_21 DESIGN SIGHTで企画展The Original。 StandardでもReferenceでもなく、Original。家具・道具のデザインについて、ここ数十年程の歴史を俯瞰する展示内容。 よく見るデザインはこれを参照していたのかと思わされるような、既にスタンダードになっている…

エゴン・シーレ展

東京都美術館にて。十云年前に友人にエゴン・シーレを紹介されてから、ずっと心の片隅に引っかかっていたので、この機を逃さざるべしと思い行ってきた。 まあなかなかの人出、とは言え、人の流れるラインを外れて立っていれば、目玉の絵画以外はある程度自分…

多層世界とリアリティのよりどころ

ICCで多層世界とリアリティのよりどころ。 藤原麻里菜はこういう文脈で評価されているのだなといい意味で驚いたこと、Meta Quest2は結構HMDが重いこと、が印象に残った。作品の評はできないな。体験してみるしかないというか。 www.ntticc.or.jp

松江泰治写真展「ギャゼティアCC」

アフター6ジャンクションで(自身のトークイベントもあり)お薦めしていたので。 印象に残ったのはCHIから始まるおそらくChicagoの写真。他の写真は曲線で構成される物体がある程度含まれるので、松江泰治の方法論をしても多少の奥行きを感じるのだけど、このC…

中谷ミチコ: デコボコの舟 / すくう、すくう、すくう

何かとご縁(勝手に感じているだけ)があり、継続して観てきたので今回も。やっと最終日に滑り込み。 「デコボコの舟」はでかいので迫力はあるし、樹脂埋めの樹脂がない分エッジが露わで新鮮ではあったものの、大室美術館での過去個展や三重県立美術館での過去…

六本木クロッシング2022展:往来オーライ!

森美術館にて。まあ、なんとなく。市原えつこの新作も見てみたかった。 今回の収穫は青木千絵を知ったことだったと言っていい。キュンチョメのあれ(実際には新作もあるのだけど)をあいちトリエンナーレぶりに観れたこともよかった。あいトリの時は時間がなか…

見るは触れる 日本の新進作家 vol.19

写真美術館にて。なんとなく。 あまり引っかからなかったのだけど、あえて言えば永田康祐が気になった。あいちトリエンナーレを思い出した。 topmuseum.jp

李禹煥展

森美術館に行こうと乃木坂駅から六本木ヒルズに向かっていたのだけど、悩んで李禹煥展へ。 www.nact.jp leeufan.exhibit.jp

How is Life?

李禹煥展を思ったよりも早く観終わったのでついでにギャラリー・間へ。 jp.toto.com

宮城壮太郎展&コレクション展

世田谷美術館にて。 当たり前ですが、世に出ている商品は(基本的に)デザイナーの目を通されているんだよな、という事実を改めて感じた。 思ったよりもこじんまりとした美術館なのだなという印象も強い。 www.setagayaartmuseum.or.jp www.setagayaartmuseum.…