アオイホノオ

 プライム・ビデオにてアオイホノオ一気見。面白かった。
 原作の島本和彦大阪芸大で過ごした日々を元にしたかどうかは知らないが、各回の冒頭に示される通りフィクションらしいです。引用として、漫画の白黒のコマがそのまま参照される恐ろしいドラマだった。カメオ出演軍団が、本人でない役で多数出演している。高橋留美子にすごいこと言ってみたり、庵野秀明にひたすら挑戦的に攻め込んでみたり、あだち充を自分のミューズ的に崇拝してみたり、すごいことになっている。そして、主人公焔モユルを演じている柳楽優弥の圧倒的に過剰な演技。鼻孔の全開感。

アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

アオイホノオ DVD BOX(5枚組)

テレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会

 早稲田大学演劇博物館にてテレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会。
 基本的には面白く、肯定的に見た。時間軸の中で、主に脚本家に触れながらドラマの概要を眺めていくという展示だった。そういうのは論文読んでくれってことなんだとは思うのだけど、やっぱりもっと批評的な面に触れたかった。
 印象的だったのは、

  • 昔の資料が圧倒的に残っていない(映像音声もさることながら、本も)
  • フジテレビがドラマを牽引していた、そんな時代も確かにあったと改めて思い起こさせられた

そんなこと。
enpaku 早稲田大学演劇博物館 | テレビの見る夢 − 大テレビドラマ博覧会
 山田太一展も催していたので、八千草薫の若いころを見た。
enpaku 早稲田大学演劇博物館 | 山田太一展

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

 パナソニック 汐留ミュージアムにて。
 プロダクトデザインの展示で、しかも入館料1000円取って、プロダクトに触れないってどういうことなんだろう?
 深澤直人のプロダクトって、「使う」ものではなく、見物するものなの?パナソニックの理解はそういうことなの?ケチ臭いこと極まりない。マットな質感や、ガラスの質感や、木の質感や、深澤が行ったテクスチャのデザインは見物するためのものなのかしら?
panasonic.co.jp

DIGAからの避難用NAS

追記
ムーブはできるのだけど、しばらくすると移動したファイルが消えているという現象が、少なくとも3回(ファイル数は合計100個とかじゃないかしら)起こっているので、以下の内容はお勧めしません。
私は諦めました。。。nasneでも買おうかな。。。

 世の中ではSynologyのDS216jが流行っているようなので、私もしてみむとてするなり。
 価格com的に安いAmazonでDS216jを、

 タッチの差でソフマップの在庫を逃したので、ドスパラで4TBのWDのHDD(ケチってBlue)を2つ、 ゲット。
 たくさんレビューが出ている通り、
 

  1. HDD組み込む
  2. 電源入れる
  3. http://find.synology.com/」でアクセスする

であっさりとNASが手に入りました。OSをDL→インストールして、ユーティリティからRAID1にしました。
 sMedio DTCP Moveを$8.5で購入して、DIGAにアクセスするまではよかった。
(DIGAの中も当然のように、内蔵HDD/USB接続HDD/・・・とフォルダ管理されていた)
 が、ダウンロードムーブが始まらずにerrorになるので、悲しい気持ちになりました。ちょっとだけそっとしておいて、また試してみてもダウンロードムーブできないならば返金してもらおうと、そう思ったのでした。
 次の日になり試してみたところ、うまくダウンロードムーブできました。これでDIGAからテレビ録画ファイルを移し、DIGAのHDDを開けることができるものと考えております。終わり。

淵に立つ

 深田晃司監督の淵に立つ。DVDで。
 前半と後半とで、つまり8年前と8年後とで、大きく空気が変わる。後半からは惹き込まれて観た。

  • 橋での浅野忠信の笑顔
  • 8年間の前後での筒井真理子の演じ分け
  • 深田晃司の脚本の巧みさ(大賀君かわいそう)
  • 深田晃司の底意地の悪さ(ラストの4人川の字マジで意地悪い)
  • 古館寛治のビンタの“つい”笑ってしまう素晴らしさ
  • 筒井真理子が(8年後)走るときのTシャツに浮かび上がるでっぷりとしたお腹

素晴らしい。

淵に立つ

淵に立つ

Mediapad M3解体

 HuaweiのMediapad M3を愛用していたのだが、いつも通り裸運用をして、いつも通り落とし、しっかり割ってしまった。
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ebayを覗いてみると、Mediapad M3のdigitizerはunder7000円で手に入りそうなので、自分で修理しようと試みた。(iPod touchやNexus7は合わせて5回程度解体修理経験あり)
ひとまず↓これ購入

まあ吸盤が歪んでいて使えないのはご愛嬌として、もろもろ試してみたが、開かない。
Mediapad M2については、解体動画があるのだが、Mediapad M3については見つけられない。しょうがないので、右下のガラスが粉々になり、白いバックシートみたいなものも破れているところをこねくり回してみると・・・一帯が黒い両面テープで接着されている模様。
↓の矢印部が両面テープの切れっぱし。
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もしかして、全周もしくは全面の両面テープを剥がすのか・・・ということで、本日は作業終了。誰か、解体修理する先人現れないかしら。

※追記
creep.hatenadiary.jp
creep.hatenadiary.jp

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

 ボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、企画展「HELLO 開眼」。
 ずっと来たいなとは思っていたのだけど、時間がかかりました。会場がボーダレス・アートミュージアムNO-MAとカネ吉別邸との2か所(徒歩8分の距離)あったが、NO-MAでの展示がよりファイン寄りで、こっちが好みであった。
 入館して料金払って振り向いたところにこれがあって、これがひどく印象に残った。

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荒川朋子 いつもみてるよ 「HELLO 開眼」展 NO-MA

 150cmくらいの背丈で、上にウィッグが載せてあり、ぎくりとさせられた。おそらく、人が埋め込まれているのか?と錯覚させられたのだろう。
 ボディは夥しい数の木製ビーズと木製ボールに覆われており、木製ボールの上には2つずつガラス粒が接着されている。おそらく、「草間彌生」を知らずに草間彌生の作品に初めて触れた時の、連続する気持ち悪さ・心地悪さはこんなだったんだろう、忘れたけど。というような生理的な気持ち悪さをかき立てられた。
 作者は、ほかの作品も「毛」への執着を見せる作家のようで他にも多数展示されていたのだけど、上述のファーストインパクトが、企画展全体を通じて、一番印象に残るものだった。
www.no-ma.jp

グランド・ブダペスト・ホテル

 ウェス・アンダーソン監督、グランド・ブダペスト・ホテル。録画を自宅TVにて。