荻上直子のかもめ食堂。変わった感じ。昔からいろいろなものに対して、男のための・・・とかあって、映画にしても、観客として男が想定されて、この映画は女が描けていないみたいな評とかも読んだことがあるのだけど、そんな感じで書けば、この映画には男がいなかった。
登場人物に男がいないわけではなくて、男性性が極めて薄められたフィンランド人が出てくる。が、別にこのことで何か言いたいわけではない。
この映画の肝はリズムで、ローテンポであり、なんともうまく「はずされ」て非日常感あふれていて、リズムから言うと生活感がなくて、ふわふわした感触があるのだけど、ちゃんと食堂を運営していたりする。こういう映画ってやっぱり時代なんだと思う。はいりちゃんの顔はやっぱりたまらんね。
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