上野千鶴子のスカートの下の劇場を読んだ。
セクシュアリティを題材とした評論であり、いかんせん15年前の文章なので賞味期限切れな箇所もあるものの、結構面白かった。残念ながら題と違ってエロスに欠けているけども。
女もののパンツを主な視点として、膨大な資料を基に、男と女の非対称性を持論とし、性における他者の欠如、自己完結性(主に女性について)をものすごく観念的にまとめ上げている。
- 作者: 上野千鶴子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1992/11
- メディア: 文庫
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