以前に観ている山下敦弘作品に比べると、実験的でないというか、ちゃんと観やすい映像につくりあげられているので、内容的には男子中学生御用達のVシネなのだが、映像のクオリティで圧倒的にVシネとの差異を感じることができる。何よりも空が美しく捉えられていて、いくつか挿まれる空が、この作品のうちで大きな印象を残している。
水橋研二が全裸で玄関にダッシュして、抱っこしてソファに運んでそのままセックスっていうシーンとか、やはり山下敦弘の笑いのセンスを感じた。山本剛史の使いどころがチョイ役過ぎて笑いきれなかったのはご愛嬌?
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- 発売日: 2004/11/26
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