三月の5日間

 チェルフィッチュのDVDが欲しくてわざわざ青山ブックセンターまで行って買ってきて、観た。面白かった。
 演劇というものに触れたのは、先日のNHK教育で観たフリータイムが、それこそ小学生の時の学芸会以来で、つまりこの面白いというのがものめずらしさに起因するものか、内容にちゃんと反応して面白いと思ったのか、その両方か、また別の理由か、よくわからないのだけど、面白いと思ったことは事実。つまり他に観たことがないから、この作品について語る言葉を持たないのだけど。
 イラク戦争が始まった2003年の3月の5日間、ライブで出会って渋谷のラブホで5日間セックスしまくった2人と、その男のほうの友達と、その友達がライブのチケットを売った女と、友達の知り合い(?)の男と、デモ行進に参加してる男2人が登場人物なんだけど、それは確固とした登場人物ではなくて、伝聞してみたり、あたかも別の登場人物のように語ったり、役者は入れ物感がしたりする。
 説明するのが難しすぎるので、観たらいいと思う。
http://precog-jp.net/2007/02/228dvd_5.html