Peace

 想田和弘監督のPeace。Vimeoのuplink cloudで。
 福祉有償運送に従事する柏木夫妻に密着した観察映画。運送の対象者として中心的に撮影される橋本さんの愛飲する煙草Peaceがタイトル。
 不意に聞けてしまう橋本さんの戦争体験。
 この国の現場の困窮を描き出すシークエンスの最中、鳩山由紀夫のきらびやかな演説がカーステレオのラジオから聞こえてくるのがハイライト。

Peace [DVD]

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蓮沼執太 OTHER “Someone’s public and private / Something’s public and private”

 蓮沼執太の「OTHER “Someone’s public and private / Something’s public and private”」をvoid+にて。
 NYでは飲んじゃう人もいるんだなとか、ゴミ箱の上の不安定なスペースに置いちゃうんだなとか、音というよりはインスタレーションへの人間のリアクションが興味深かった。
 一方でvoid+では置き方が大人しい。展示室内のソファーの近くに誰もボトルを置かないところが文化の違いかなと思ったり、日本でもギャラリーじゃなく公園等のパブリックスペースでやれば似たようなものかなとも思ったり。

https://www.voidplus.jp/post/189841275958/shuta-hasunuma-someones-public-and-private
www.voidplus.jp

コーチングのプロが教える「ほめる」技術

 鈴木義幸著、コーチングのプロが教える「ほめる」技術。kindleセールで積ん読しておいたもの。acknowledgementについての要点を要領よく伝えてくれる。サクサク読めて気づきや学びがあるというまさに新書という感じ。

〈NJセレクト〉コーチングのプロが教える「ほめる」技術

〈NJセレクト〉コーチングのプロが教える「ほめる」技術

さよならテレビ

 東海テレビ(FNN)報道部のディレクター土方宏史が監督を務めた「さよならテレビ」。ユーロスペースで。
 テレビ業界の人間でない私にとって、制作者の顔が見えて葛藤が描かれていて、それなりなレベルで編集(演出)されているんだから、そりゃ面白いですよ。でもこの番組はテレビで放送されるべきだろう。この内容を突きつけるべきは、テレビ制作側の人間や、逆に「マスゴミ」と罵って憚らない視聴者?であって、千数百円払って映画館に来る人ではなかろう。
 また、終盤の種明かし的部分は千数百円払って映画館にわざわざ観に来る人には蛇足。この作品を観に映画館に来る種族は、ドキュメンタリーの虚構性なんて百も承知でしょう。
sayonara-tv.jp

チームラボ プラネッツ

 空いているかなと思って大晦日豊洲へ。
 まあそうだよねという結果ですが、6~7割は海外からの客。チームラボの置かれている状況が反映されたものと思う。
 さて展示そのものについて、荒川修作(主に養老天命反転地)を思い浮かべながら廻った。裸足で歩かされ、普段忘れてしまっている足の裏の触覚を強く意識させられる廊下のテクスチャ。効率的には歩かせてくれず、全身運動する事で身体を意識させられる「やわらかいブラックホール」。ここまでなら荒川修作の時代でもできたことだ。ただし、プロジェクターの協調制御や大多量のLEDの協調制御による多数大量の光で空間を満たすような展示は荒川の時代には不可能だったもので、現代性があっておもしろいと、そう感じた。
teamlabplanets.dmm.com

企画展「大嘗祭」

 國學院大學博物館にて。
 好奇心や興味をそれなりに満たしてくれました。
 初めての訪れだったので、常設展示も初めて見たわけですが、国立歴史民俗博物館みたいな土器や石器が多数展示されていて、なかなかよかった。無料でこれが見られるとは。渋谷から歩いていけるし。
museum.kokugakuin.ac.jp

VAIO Pでcloudready

 2009年に買ったVAIO P(VGN-P92KS)が完全に使い物にならなくなる前に、web閲覧とテキストエディタには使えてくれたら貰い物、的な感覚で、↓ここらへんを参考にUSBメモリ買って試してみた。32bitで。
 残念ながら、USBからブートしてもcloudreadyの起動画面で停止してしまう。。。万事休す。
www.atmarkit.co.jp

apeman A79 アクションカメラ

 乳児の入浴動画を撮影するために購入。ヘッドストラップも購入。ブラックフライデー的なものでちょっと安かったので。
 頭に着けて、とりあえず1st tryはしてみたのですが、見事に防塵ケースが曇ってぼやけた動画がとれました。ケースのレンズのところに特に防曇コーティング等はされていないようなので、拭くなどしてケアが必要だということを学びました。
 カメラ自体はオートのホワイトバランスがイマイチですが、値段を見れば納得です。