高校時代以来、久しぶりに読んでみたけれども、やっぱり面白い。
ピーハツ、コオマンする、ネカ持ち、スリク、デルモ、ワンフなどの文面に踊っているギョーカイ用語ももちろん興味をそそってくれるんだけども、それだけではなく、やつのハングリーさや美学が光っている。文章自体は糸井重里が書いたみたいだけど、E.YAZAWAのエッセンスは十分に感じられるしというか、濃ゆい。やつはやっぱりスターだなと思う。
そして、巻末のイトイの言葉がちょいイタくて気持ちいい。
- 作者: 矢沢永吉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1980/11/20
- メディア: 文庫
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