リー・ミンウェイとその関係展

 森美術館に行ったら、普通にアーティストが来客と談笑しながら縫い物していて微笑みました。
 いわゆる“リレーショナル・アート”っていうんですか、作品はモノというより、モノやインスタレーションや共同作業を介在して、観客と他人との関係性を再確認したり、または生じる関係性の変化であったり、それが作品だという類のものでした。
 思いを馳せる“関係性”は主に過去であり、どうしてもセンチメンタルになるのを逃れられないのかなと感じました。じわっときましたよ。

リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる | 森美術館