しろいろの街の、その骨の体温の

 村田沙耶香の“しろいろの街の、その骨の体温の”。

  女子中学生が、言葉と、そして言葉で表現しきれないものと、を知る話。

 解説で西加奈子が書いているように、作家の言葉や世界に対する誠実さが滲み出ている。