森田芳光監督、の・ようなもの。プライムビデオで。
二ツ目の志ん魚がソープ(81年の作品なのでトルコ風呂)行って姫と仲良くなったり、高校に落語講師として関わるうちに女子高生とつき合ったり、そのくせ噺がおもしろくなくて行き詰まりを感じたり、そんな姿を描き出す。まあ、プロットが特におもしろくないので、そこの点では見る価値はないだろう。
この映画の現代における価値は、間違いなく、80年代当初の風俗(性風俗だけでなく)が切り取られ、映し出されていること。主に男性文化のみですが。
- 誕生日などの記念日にカンパでソープに行かせる(北方謙三先生の人生相談とか若い子は知らんよね)
- 泡姫が教養ある天使
- 秋吉久美子もでんでんも内海桂子・好江も当代三遊亭圓楽もコサキンも室井滋も鷲尾真知子もみんな若い
- 吾妻橋にアサヒビールの工場があるなんて初めて知った
- 団地の様子
- テレビがあそこまでの力を持っていた時代が懐かしい
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/10/20
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