リリー・フランキーの日本のみなさんさようならを読んだ。
邦画にこだわり、リリー・フランキーらしい外野からの斜めな視点からざっくりした文章で書いた映画評である。1回あたりの文章が原稿用紙1枚半くらいなのに、とりあえず2回は爆笑できる。まあ、それは俺がこういうネタが好きだからだろうけど。。。
とにかく、
作り手がどういう思いでつくったかとか、そんなことは露知らず、純粋に作品をネタ的に解釈してしまうその傲慢さが俺は好きだ。
婉曲表現をせずに、「女はバカだ」とか断言してしまうその傲慢さが俺は好きだ。
B級映画をこよなく愛し、批評している作品に全く触れずに批評を書けるその傲慢さが俺は好きだ。
作品にちょろっと1回しか登場しないようなセックスシーンをつっつくようなリリー・フランキーが俺は好きだ。
ただし、こんな文章をぴあが載っけてていいんだろうか?甚だ疑問だ。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/03
- メディア: 文庫
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