まあ、訳あって有機化学でも齧ってみようかという気持ちになり、学校の図書館にあった中で最もタイトルのぬるったい本書を手にとってみた。
絶対わかると題されているだけあって、まあ多少物理化学の素養は持っているということもあるのかもしれないけれど、書いてあることはすべて理解できた。しかし、有機化学がわかったかと言えば、きっと何もわかっちゃいないだろう。書いてあることがすべて高校化学に毛の生えた程度であり、自分の知識レベルとして何も変わっていない感がある。
看板に偽りありかな。いや、もちろん読み物として高校生の暇つぶしくらいにはなると思うよ。
- 作者: 齋藤勝裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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