NTTインターコミュニケーション・センター

 単純に面白かった。情報技術と芸術という、かけ離れたように見える2つの事柄の間に生まれる作品がいくつも展示されていて、現代芸術というとどうしてもコンセプトが前面に出てきて、難しいというかわからないというか、そういうことになりがちだと思うんだけど、ここに展示されている作品はすべて、僕らが作品に対して何かアクションをすることで初めてリアクションが帰ってきて作品として成立する。しかも、かなり多くの人が(1.5作品に1人くらい)その作品の扱い方を教えてくれて、作品を楽しめるようになっている。ちょうど人があまりいなかったのもあって、かなりよかった。PCで講演とかインタビューとかのアーカイブもストリーミングで見れるようになっているし、芸術系の文芸誌的なものもバックナンバー図書館もあって、いくらでも時間がつぶせると思う。新宿近くに行ったらかなりお勧め。
http://www.ntticc.or.jp/