最初の方はキートンのキャラ的な魅力と知識欲を満たすような考古学・史学的なデータや神話とかが物語の駆動力で、少年漫画的な面白さなんだけど、2桁巻になってくるとネタ切れなのかお涙ちょうだいなお話になるのが冷めた目で見て面白い。いや面白いんだけどね。なんか美味しんぼを思い浮かべてしまった。ビックコミックだし。個人的には、とことん保険業界とか、特殊部隊とか、もみ消された歴史とか、そういう未知のネタでがんばってほしかった。18巻まであるらしいからあと3巻コンプリートしたい。
浦沢直樹が描く顔って変わらんなあ。あだち充ほどじゃないが。
- 作者: 勝鹿北星,浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1988/11
- メディア: 新書
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