オケ

 腐れ縁さんにチケット買わされたので行ってきた。
 6年で9回行ってるけど、何回行っても俺には向かないと思う。育ちの問題かも知れん。いや、楽しいとこもあるんだけどね。
 オケはやはり音が豊かで複雑なのは確かで、それにはただひれ伏すばかりなのだけど、僕の幼い精神では何十分も集中力が持たなくて、だいたいの場合は音にあわせて妄想イメージを膨らませるか、曲のリズムに合わせて的確に動きを刻むステージの上の人間どもを全体として大きな装置としてみて、その精緻さにびびるというどうでもいいことをしている。9回とも。今回は寝なかったよ。
 2曲目のブルッフさんの曲ではバイオリンのソリストがゲストで来てたけど、オケの数十人が完全に食われて、飲まれてたのが明らかで、腕利きは雄弁だと思いました。
 ラフマニノフは流行なんですか?わかりません。