ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

 ボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、企画展「HELLO 開眼」。
 ずっと来たいなとは思っていたのだけど、時間がかかりました。会場がボーダレス・アートミュージアムNO-MAとカネ吉別邸との2か所(徒歩8分の距離)あったが、NO-MAでの展示がよりファイン寄りで、こっちが好みであった。
 入館して料金払って振り向いたところにこれがあって、これがひどく印象に残った。

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荒川朋子 いつもみてるよ 「HELLO 開眼」展 NO-MA

 150cmくらいの背丈で、上にウィッグが載せてあり、ぎくりとさせられた。おそらく、人が埋め込まれているのか?と錯覚させられたのだろう。
 ボディは夥しい数の木製ビーズと木製ボールに覆われており、木製ボールの上には2つずつガラス粒が接着されている。おそらく、「草間彌生」を知らずに草間彌生の作品に初めて触れた時の、連続する気持ち悪さ・心地悪さはこんなだったんだろう、忘れたけど。というような生理的な気持ち悪さをかき立てられた。
 作者は、ほかの作品も「毛」への執着を見せる作家のようで他にも多数展示されていたのだけど、上述のファーストインパクトが、企画展全体を通じて、一番印象に残るものだった。
www.no-ma.jp

グランド・ブダペスト・ホテル

 ウェス・アンダーソン監督、グランド・ブダペスト・ホテル。録画を自宅TVにて。
 

インベスターZ

 三田紀房のインベスターZが安売りしていたので。まあ、勝たなければいけない“インベスター”なので、負けないための投資をしている私とは全く投資方針が合わないんですが。
 保険は後田さん絡んでいるかなと思ったら、やはり後書き部に登場しましたね。

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

インベスターZ(2)

インベスターZ(2)

インベスターZ(3)

インベスターZ(3)

インベスターZ(4)

インベスターZ(4)

インベスターZ(5)

インベスターZ(5)

インベスターZ(6)

インベスターZ(6)

インベスターZ(7)

インベスターZ(7)

インベスターZ(8)

インベスターZ(8)

インベスターZ(9)

インベスターZ(9)

インベスターZ(10)

インベスターZ(10)

インベスターZ(11)

インベスターZ(11)

インベスターZ(12)

インベスターZ(12)

インベスターZ(13)

インベスターZ(13)

インベスターZ(14)

インベスターZ(14)

インベスターZ(15)

インベスターZ(15)

インベスターZ(16)

インベスターZ(16)

ラスコー展

 「ホンモノでない」という知識が邪魔をしたのか、感動はなかった。レプリカであるラスコー3(形状・質感共に再現)よりも、飾ってある写真の方が印象に残った。立体構造物よりも、きちんとライティングして撮影した写真の方が情報量豊かなのだなと思い知った。
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響~小説家になる方法~

 柳本光晴の響~小説家になる方法~。1巻だけですが、興味深く読みました。 

 一方で(少なくとも1巻では)題材が小説および小説家である必要性が皆無と感じました。創作系の圧倒的な才能を持つ発達障害を持つ少女であれば、漫画でも作曲でも何でもよかったのでは?作者の小説に対する愛のなさがビンビンに伝わってきました。

 思い出してみれば、作者・柳本光晴がセッション22に出演した際に、小説はほとんど読まないと言っていたような。小説に人生を変えられたようなそういう経験を持っている人ならば、これは描けない作品と感じました。

 蛇足ですが、変わった画を描く方ですね。面に水彩のようなタッチを残したり、顔のバランスが崩れていたり。

 

バードマン

 アレハンドロ・イニャリトゥ監督のバードマン。Blu-rayで。
 これ夢オチにするしかないんじゃないかとハラハラして最後観ていたのだけど、夢オチではなかった。しかしながら、この寓話をどう受け取って消化していいものか、まだ悩んでいる。

『LIFE (complex system)』展

 宮島達男の個展『LIFE (complex system)』展@SCAI THE BATHHOUSE
 3種(1つはRGBの相似作品)の作品が展示されていて、言わずと知れた宮島らしいアレです。この日の私には刺さらなかったな。
www.scaithebathhouse.com

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 Blu-rayで。自分の持ち合わせていない他人の欲望を垣間見ること。
 人の領分にずかずか踏み込んできて、自分に合わないと不快感をぶちまけて誰も幸せにしないこと。