これくらい温度がぬるい方が当たり障りなく、後腐れなく読めていいのかも知れない。ぶっちぎりの問題作とか気違いじみた文章を読み続けたら疲れるもんね。
なんにせよ学内文芸誌でも学内ローカル紙上でもないのに、こういうのが可能というのはある意味この大学はすごいのだなあと思う。そして、正直好きではないが、京都という街は注目を集める街なのだなと改めて思う。離れたら懐かしさとともに美化されるのだろうか?
いや、この小説面白かったですよ。何かに書いてあったけど、おともだちパンチが直木賞候補作になるんだから時代は変わったのだろう。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
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