スカーフェイス

 オリバー・ストーンが脚本書いて、デ・パルマが監督したスカーフェイス。昔のハリウッド大作然としていた。ちょっと古くさいけどおもしろかった。
 暗黒街の顔役もちょっと前に観たはずだけど、そんなにストーリーが同じとは感じないで観られた。オリバー・ストーンが書いたストーリーは結構予定調和的なところで、予想は裏切ってくれないのだけど、アル・パチーノの悲哀感が漂い続ける画づくりは個人的には好みだった。盛者必衰が描かれるのだけど、レストランでエルビラが叫ぶセリフが特に印象的だった。逆に人生における「勝ち」って何よと考えざるを得ない、重いセリフに感じた。

スカーフェイス 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]

スカーフェイス 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]