ディスタンス

 是枝裕和監督、ディスタンス。DVDで。
 以前観たことあるはずなんだけど、、、観ながらまったく記憶にない映像の連続で己の記憶力に絶望しました。
 終わりまで観てきて、「実と元妻」、「きよかと夫」、「勝と兄」、「坂田と夕子」の物語の断片は思い出されるのだけど、敦の物語が印象薄いなと感じていたのだけど、2時間超を上手いこと観せられて来たんだなと思うわけです。
 そば屋での、各々が携帯電話で連絡を取るシークエンス、ひとつの「ディスタンス」がよく描かれていて、彼の日常生活に思いを馳せました。
 特典映像のカンヌでの「ずっと虚構の中を生きてきた彼が、最後に・・・」のくだりが印象的。

DISTANCE(ディスタンス) [DVD]

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